エクステリアは、住居の外観を左右する重要な構造物です。お洒落な家造りを目指す人には、拘りたい部分でしょう。しかし見た目の良さばかりに気を取られていると、入居後に後悔することになりかねません。エクステリアの中でも特にウッドデッキやサンルームは住み心地を左右する箇所だけに、設置する場合はその特徴を把握しておく必要があります。

注文住宅にウッドデッキを取り入れる場合

ウッドデッキは木製のテラスです。家屋と庭をつなぐ役割もあり、バーベキューパーティーや子供の遊び場など様々な用途に使えます。しかし木材を素材とするだけに、導入する場合は耐久性やメンテナンスのことまで考える必要があるでしょう。

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ウッドデッキの設置費用とメンテナンス上の注意点

素材や広さで設置費用は大きく変わる

住宅におけるウッドデッキは実用的な設備でありながら、庭先の雰囲気を左右する装飾品としての側面も併せ持っています。同じウッドデッキでも素材によって質感が大きく異なる他、デザインも多種多彩です。ウッドデッキは名称の通り、木材で作られている物が一般的ですが、中にはプラスチックや金属で作られた物、プラスチックにおがくずを混ぜて木材のような質感を持たせた物もあります。基本的に木材よりもプラスチックや金属など、湿気や水濡れに強い素材の方が割高です。ウッドデッキの設置費用は一般的なサイズである2間×6尺を例にした場合、木材で約15万円から20万円、プラスチックや金属では約25万円から50万円になります。 面積が広くなるほど金額が大きくなるので注意が必要です。また、屋根や柵などを追加すると約5万円から10万円ほどの増額になることも珍しくありません。

湿気や水濡れ対策は必須

ウッドデッキに使われている木材は湿気に弱く、メンテナンスを怠るとすぐに反りやひび割れ、カビの発生など様々なトラブルに見舞われます。ウッドデッキは乾燥した環境のヨーロッパで広まった装飾であり、降雨量が多く湿気も籠りやすい日本には適さないと言っても過言ではありません。ニスを塗ったり防カビ剤を使うなどの対処が必須ですが、効果は一時的なので長持ちさせるならプラスチックや金属など木材以外の素材を使うのが賢明でしょう。湿気や水濡れの影響を受けにくく、カビや害虫の被害にも遭わないので理想的な素材と言えます。一方で費用が木材よりも割高な他、紫外線による劣化は避けられないので木材ほどではないものの、適切なメンテナンスは欠かせません。

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